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産業技術大学院大学(公立大学法人 首都大学東京) 情報アーキテクチャ専攻 Web版InfoPress [社会人大学院][東京都品川区][IT]

InfoTalk#112 「オンライン学習を支えるオープンソースフレームワーク」(2018/04/20)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第112回は、株式会社 CMSコミュニケーションズの永井 孝(ながい たかし)氏にご講演いただきます.

題目: オンライン学習を支えるオープンソースフレームワーク ー Open edxの導入から運用、ビッグデータ利用の展望まで
講師: 永井 孝(ながい たかし)氏=株式会社 CMSコミュニケーションズ
概要: edXやCoursera、Khan Academy、FutureLearn等のオンライン学習コースが世界中で普及し、その利用者数は5800万人を超え、オンライン学習コースとその利用者はさらに増加すると見込まれている。しかし、これらのコースを支える学習支援システムを一から開発しコースを運営することは、開発及び運用に大きな負荷がかかる。そこで、Open edxと呼ばれるフレームワークの利用が注目されており、日本でもドコモgaccoをはじめ、企業・大学・専門学校等のオンライン学習コースで採用されている。今回は、Open edXの学習支援システムの概要から導入方法、専門学校での活用事例を踏まえながら、その利用者に関するビッグデータ利用の展望を紹介する。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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2018年度 AIIT単位バンク生(科目等履修生)募集

本学は現在春季休暇中ですが、すでに2018年度の科目等履修生(単位バンク登録生)の受付が始まっています。出願及び履修申請の締切は以下の通りです。

  • 第1-2学期: 3月20日火まで
  • 第2学期: 5月23日水まで
  • 第3-4学期: 9月19日水まで
  • 第4学期: 11月21日水まで

授業の内容はシラバスを参照してください。 https://aiit.ac.jp/admission/pdf/scholarship/h30_syllabus.pdf

科目等履修生にかかる費用は出願費用9,800円、1科目2単位あたり28,800円(1単位14,400円×2単位)です。通常の科目は15回の授業(講義あるいは演習)及び試験・レポート課題等で構成されます。詳細はこちらを参照してください。

■ AIIT単位バンクのパンフレット http://aiit.ac.jp/admission/pdf/scholarship/h26_aiit_leaflet.pdf

修学の流れ

当専攻では例年50名程度の学生が科目等履修生として履修しています。当専攻の入学定員は1学年50名(4月45名、10月5名)ですから、科目等履修生数は正規学生数と概ね同じです。ただし、科目等履修生の履修上限が年間12単位・6科目(正規学生は半期22単位11科目)ですから、履修者の半分が科目等履修生ということはありませんが、当専攻の普通の授業風景として、どの科目も数名の科目等履修生が履修していますので、ご興味がある科目があれば是非科目等履修生として履修してみてください。

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科目等履修生として修得した科目の単位は、AIIT単位バンク制度によって、入学後、既修得単位として認定され,認定単位数分の科目等履修生授業料は返還されます(1科目2単位を修得済みの場合の1年目の授業料は520,800円から科目等履修生授業料14,400円×2単位=28,800円を差し引いた492,000円)。科目等履修生として修得した単位は5年間有効です。AIIT単位バンクによる科目等履修生から正規入学、修了(学位取得)の流れは以下の通りです。

http://aiit.ac.jp/admission/img/lifestyle5.jpg

事前審査

本学を受験するには科目等履修生であっても、基本的に学士の学位(4年制大学の卒業)が必要です。しかし、高等専門学校、高等学校卒業等でも、出願資格の事前審査で実務経験等から大学卒業と同等と判断された場合は、出願を許可することがあります。同様に海外の大学の学位の場合も出願資格の審査が必要です。出願資格の審査の詳細はご相談ください。受験資格に関しては以下もご覧ください。

InfoTalk#111 「AIの時代をどう迎えるか」(2018/03/16)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第111回は本学 助教の慎 祥揆先生にご講演いただきます。

題目: AIの時代をどう迎えるか
講師: 慎 祥揆(しん さんぎゅ)氏=産業技術大学院大学 助教
概要: 人工知能(AI)は人が持つ認知などの知的な機能を、人工的に再現しようという研究分野であり、70年に及ぶ長い歴史を持つ。近年では第4次産業革命という時代背景、深層学習の登場により、人工知能は飛躍的に進歩している。今回は、人工知能、深層学習とは何かを一般向けに説明する。特定なアルゴリズムの話ではなく、それぞれの用語の理解、歴史から今後の研究やビジネスの方向について議論する機会を用意する。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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教育訓練給付制度の拡充

平成30年1月1日付けで教育訓練給付制度が拡充され、支給率の上昇、上限額の増額、支給要件の緩和等が行われました。 以下に、拡充箇所を強調して示します。

教育訓練給付制度

厚生労働省教育訓練給付制度では、従来は(現在は「一般教育訓練給付」と呼ばれている)、支払った教育訓練経費(入学金、授業料等)の20%に相当する額(上限100千円)が給付されていましたが、H26年10月及びH30年1月に制度が拡充され、「専門実践教育訓練給付」が設定されました。当情報アーキテクチャ専攻は、この「専門実践教育訓練給付」の対象講座であるため、2年間の雇用保険等の一定の条件を満たしていれば、入学金・授業料の50%から70%に相当する額が給付されます。東京都民の場合、2年間の入学金・授業料は1,182.600円ですが、最大826,820円給付支給されますので、実質負担額は354,780円です。

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厚生労働省教育訓練給付金制度サイトに掲載されている動画でも本学が取り上げられています。

本学での経済的負担の緩和の取り組みは以下をご参照ください(教育訓練給付制度に関する情報は古いです)。

aiit-isa.hatenablog.com

InfoTalk#110 「精神医療とICT ― 認知機能リハビリテーションゲームソフト「Jcores」の紹介」(2018/02/16)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第110回は東京警察病院 神経科部長 古川俊一(ふるかわ しゅんいち)氏、株式会社サイバー創研 教育研修事業部主任コンサルタント 月江 伸弘(つきえ のぶひろ)氏にご講演いただきます。

題目: 精神医療とICT ― 認知機能リハビリテーションゲームソフト「Jcores」の紹介
講師: 東京警察病院 神経科部長 古川俊一(ふるかわ しゅんいち)氏、株式会社サイバー創研 教育研修事業部主任コンサルタント 月江 伸弘(つきえ のぶひろ)氏
概要: 近年高度化する医療においてICTを活用していくことがトピックとなっており、電子カルテビッグデータの活用法から遠隔診療、ロボット手術、ロボットスーツによるリハビリテーションまで様々なアイデアがニュースに取り上げられている。心の問題、精神医療においても、うつ病に対してWebを使った認知行動療法の試みが行われている。統合失調症(schizophrenia)は幻聴や妄想で知られ、その有病率は1%と腰のヘルニアと同程度と言われるありふれた精神障害であり、注意力、記憶力等の認知機能障害がその基盤にあることがわかってきた。こうした認知機能障害は日常生活や就学・就労などに大きな障害となっていることが明らかとなり、リハビリテーションの方法として、近年ゲームをトレーニングに応用する試みが海外で行われており、その有用性が発表されている。今回は、我々が開発したリハビリテーション用ソフトウェア「Jcores」の開発経緯と「精神医療とICT」の関わりを述べる。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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InfoTalk#109 「カメラソリューションの最前線 ー レンズからアプリケーションまでのトータルシステム開発」(2018/01/19)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第109回は株式会社ブライセン 執行役員兼エンベデッドシステム本部長の高藤 巨樹(たかとう なおき)氏にご講演いただきます。

題目: カメラソリューションの最前線 ー レンズからアプリケーションまでのトータルシステム開発
講師: 高藤 巨樹(たかとう なおき)氏
所属: 株式会社ブライセン 執行役員兼エンベデッドシステム本部長 概要: スマートフォン、ネットワークカメラ、ドローン等の各場面でカメラソリューションが必要とされている。縦割りの開発では必要とされるパフォーマンスを出すことが難しく、レンズから画像処理等までを一貫して開発することで、社会の需要に対するソリューションが実現できる。今回は、カメラソリューションでの最近の動向と課題を示し、トータルシステム開発等の最新のイメージングソリューションを提示する。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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AIIT起業塾#11(Food Tech Start-Ups、2018/2/4)

AIIT起業塾

AIIT起業塾は、IT・デザイン・マネジメント等を活用し、各種の産業分野で、新しい事業構築・問題解決を話題に議論する無料イベントです。起業経験者、○○×IT・デザイン・マネジメントの先駆者等のゲスト講師から情報・話題を提供していただいた後、参加者の皆さんとディスカッションを楽しみます。第11回を以下のように開催します。AIIT起業塾は開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非、御参加ください。懇親会(希望者のみ)は実費3,000円程度いただきます。

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起業塾#11(Food Tech Start-Ups

第11回のAIIT起業塾では、イノベーションの対象領域を「飲食(FOOD)」に定めました。飲食とテクノロジーの間には深い溝があるように感じるかもしれませんが、現在飲食領域ではテクノロジーによるファッションテックと呼ばれる革新が起こりかけています。今回は実際の現場でイノベーションに取り組んでいらっしゃる先駆者からいろいろと興味深い話を聞き、ディスカッションを楽しみたいと思います。

詳細及び参加申し込みは以下から御願いします。

事業アーキテクトコース

AIIT起業塾は、文部科学省「高度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」として採択された「次世代成長産業分野での事業開発・事業改革のための高度人材養成プログラム」事業の一環として開催しています。同様に、同文部科学省事業の一環として、「戦略」+「技術」を学ぶ「事業アーキテクト」コースを平成27年度から新規に設置しました。

InfoTalk#108 「広告業界からみた機械学習のニーズとその応用」(2017/12/15)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第108回は株式会社アイレップ シニアテクニカルディレクター 大西 一貫(おおにし かずひろ)氏にご講演いただきます。

題目: 広告業界からみた機械学習のニーズとその応用
講師: 大西 一貫(おおにし かずひろ)氏
所属: 株式会社アイレップ テクノロジー統括本部 テクノロジーディベロップメントグループ データ基盤開発チーム
概要: Googleの深層学習のリリースから数年が経ち、Word2VecやGoogleAPI、WatsonAPI等をはじめとする様々なライブラリが登場してきた。それらをいかに活用するかが勝負を握っているとされる中で、企業にとって機械学習エンジニアが必要な理由とその技術のニーズについて、実例を交えて話す。社内に蓄積されているデータの量以上に、マーケター達が求めているデータクレンジング、知見創出,業務自動化等、開発とシステム化だけではない本当の需要を紹介する。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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InfoTalk#107 「企業等に蓄積されたデータを分析するための処理機能の提案」(2017/11/17)

InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第107回はDG Lab Tokyoで機械学習・データサイエンティストの専門家として活躍されている下野 寿之(しもの としゆき)氏にご講演いただきます。

題目: 企業等に蓄積されたデータを分析するための処理機能の提案
講師: 下野 寿之(しもの としゆき)氏
所属: 2005年に東京大学 情報理工学 コンピュータ科学を卒業後、データ分析のスペシャリストとして様々な企業で活躍する。また、企業や学生へのデータ分析の教育等も行っている。
概要: 近年多数の企業等がデータを蓄えるようになったものの、多くの場合(ほぼすべての事例で)それらのデータの分析には、高度な分析手法を導入する段階よりも前に、多くの手間を要する困難がいくつか発生する。前処理もその1つであるが、「テーブル群が与えられたときに、多数の列の意味を迅速に理解をするツール」を実用的なソフトウェアとして開発する必要があると考えられる。講演者はそれを作りつつあり、今回はそれの作り方の考え方等に関連した話をする。

参加申し込みは以下から御願いします。

InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。

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AIIT単位バンク(科目等履修生)2017年度第4学期募集

本学は先週から第3学期が始まりましたが、すでに第4学期の科目等履修生(単位バンク登録生)の受付が始まっています。昨年度から科目等履修生の出願を余裕を持ってできるように、受付をすこし早い時期から受付を始めています。

第4学期の開講科目

当専攻が第4学期に開講する科目は以下の通りです。これらの科目は、正規学生はもちろん、本学の科目等履修生制度を利用すれば、入学前であっても1科目単位で履修できます(事例研究型科目、PBL型科目等の一部の科目を除く)。

第4学期

  • ネットワーク特論2 月7・土3 飛田 博章
  • コミュニケーション技術特論2 月7・土3 中鉢 欣秀
  • 情報システム特論2 月6・土2 戸沢 義夫
  • 情報セキュリティ特別講義2 月6・土2 瀬戸 洋一
  • IT特論 火6・火7 小山 裕司
  • ソフトウェア工学特論 火6・火7 中野 美由紀・成田 雅彦
  • ビッグデータ解析特論 水6・金6 中野 美由紀
  • オブジェクト指向開発特論 水6・金6 嶋津 恵子
  • プロジェクト管理特論3 水7・金7 酒森 潔
  • 情報セキュリティ特別講義3 木6・木7 松尾 徳朗
  • 情報ビジネス特別講義3 木6・木7 板倉 宏昭
  • セキュアシステム管理運用特論 土4・土5 真鍋 敬士
  • マーケティング特論 土4・土5 川名 周
  • 国際経営特論 土4・土5 前田 充浩
  • DESIGN[RE]THINKING 月6・木6 Innella Giovanni

授業の内容は、来年度のシラバスを参照してください。 http://aiit.ac.jp/admission/pdf/scholarship/h29_syllabus.pdf

科目等履修生にかかる費用は出願費用9,800円、1科目2単位あたり28,800円(1単位14,400円×2単位)です。通常の科目は15回の授業(講義あるいは演習)及び試験・レポート課題等で構成されます。第4学期の科目等履修生の出願の締切は11/22水曜です。本学科目等履修生の出願及び履修申請の詳細は以下をご覧ください。

■ AIIT単位バンクのパンフレット http://aiit.ac.jp/admission/pdf/scholarship/h26_aiit_leaflet.pdf

修学の流れ

当専攻では例年50名程度の学生が科目等履修生として履修しています。当専攻の入学定員は1学年50名(4月45名、10月5名)ですから、科目等履修生数は正規学生数と概ね同じです。ただし、科目等履修生の履修上限が年間12単位・6科目(正規学生は半期22単位11科目)ですから、履修者の半分が科目等履修生ということはありませんが、当専攻の普通の授業風景として、どの科目も数名の科目等履修生が履修していますので、ご興味がある科目があれば是非科目等履修生として履修してみてください。

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科目等履修生として修得した科目の単位は、AIIT単位バンク制度によって、入学後、既修得単位として認定され,認定単位数分の科目等履修生授業料は返還されます(1科目2単位を修得済みの場合の1年目の授業料は520,800円から科目等履修生授業料14,400円×2単位=28,800円を差し引いた492,000円)。科目等履修生として修得した単位は5年間有効です。AIIT単位バンクによる科目等履修生から正規入学、修了(学位取得)の流れは以下の通りです。

http://aiit.ac.jp/admission/img/lifestyle5.jpg

事前審査

本学を受験するには科目等履修生であっても、基本的に学士の学位(4年制大学の卒業)が必要です。しかし、高等専門学校、高等学校卒業等でも、出願資格の事前審査で実務経験等から大学卒業と同等と判断された場合は、出願を許可することがあります。同様に海外の大学の学位の場合も出願資格の審査が必要です。第4学期の出願資格の事前審査は11/6月曜までです。出願資格の審査の詳細はご相談ください。受験資格に関しては以下もご覧ください。