最近の教室事情(プロジェクタ、USB充電器等)
4年前
約4年前の2012/3にFacebookに以下の投稿をしました。要は357教室全面の壁掛け型のホワイトボードを撤去して、最近のIT企業っぽく、壁一面すべてホワイトボードにしたという報告でした。当情報アーキテクチャ専攻では、357教室(PC設置)及び351a教室を専ら使っています。
https://www.facebook.com/aiit.ac.jp/posts/266703013415458
また壁に貼ったホワイトボードの材質は反射を減らすものにし、プロジェクタのスクリーンとしても利用できるようにしました(依然としてプロジェクタスクリーンを使っていた先生もいましたが)。引き続き、351a教室及び354教室(創造技術専攻が専ら使っているPC設置の教室)も同様の工事をしました。
最近の話題
最近、アスペクト比16:6でも投影できるプロジェクタ「ワィード」が一部で話題です。従来の黒板いっぱいに表示できる模様です。投影サイズは約120~140インチ程度の模様です。
うち、もう黒板(ホワイトボード)取っちゃったんですが。。。どうしよう。
ということで、ご参考までに本学の最近の教室事情を取り上げたいと思います。
最近の教室(プロジェクタ編)
最近の教室のプロジェクタ(及び柴田助教)はこういう感じです。昨年の9月に更改しました。
2画面にもできます。約140インチ×2画面ですから、まあまあ大きいです。
頑張れば、1+4画面(及び柴田助教)も行けます。壁一面、ちゃんと有効に活用できています。複数の映像ソースから、どれを大きく表示するかはコントローラ(iPad)で指定できます。頑張れば、本当に壁一面に表示できます(横長のソースを準備する必要がありますが)。右下のAIITのロゴが表示されているところは、遠隔授業の際には秋葉原サテライト教室の映像が出たりします。通常、残りのソースには、設置のPC、持ち込みPC、Apple TVが設定されています。
すこし引いて写した写真が次です(今度は2+6画面)。天井にプロジェクタが2台設置されています。この2台のプロジェクタで、1から8画面を表示している訳です。
これはSONYのVision Presenterという製品です。
http://www.sony.jp/vpl/products/PWA-VP100K/
このWebサイト、以下の爆売れの単焦点プロジェクタLSPX-P1のWebサイトと比較すると、すこしコンサバ感があります。
本学のSONY Vision Presenterの構成では、1画面のとき等は2台のプロジェクタで中央付近を合成して表示します。問題は大きめの地震があるとプロジェクタの設置・設定がずれてしまうことで、いろいろと工夫して対処してくれていますが、いまのところは100%の解決は難しい模様です。次は地震に強いプロジェクタを期待したいところです。
最近の教室(電源編)
次は電源。次の写真は351a教室の学生机に設置されている電源です。若干古い感じはしますが、本学の学生は教室に普通にノートPC等を持ってきますので、電源は不可欠です。3名掛けの学生机に2口のAC電源と、だいたい設計が間違っているのではとは思いますが、3名びっしり座ることはほとんどありませんので、これで10年間たぶん事足りていた模様です。
しかし、これは351a教室だけで、PCが設置されている357教室には電源が準備されていませんでした。まったく無い訳では無く、357教室にはPCが設置されていますので、机の下を除けば、設置PCのための電源はあるので、面倒だが、どうしても電源が欲しいときにはこれを緊急事態ということで使っている学生もしばしばいました。
これは面倒だし、流用のためにもともとの設置PCを電源ケーブルを抜いたまま戻すのを忘れて放置されていることも無い訳でも無かったので、昨年度段階的に357教室の電源も次の写真のように直しました。
最近はスマートデバイス等への給電はUSBだろうと思い、USB充電器も設置するように依頼しました。最近流行りのAnkerで、こういう感じを目論でいました(4ポート、40W、5V、8A、各2.4A MAX)。
しかし、実際に設置されたのはこれ。AnkerはAnkerだけど、すこし違う感じです(5ポート、40W、5V、8A)。ポートは無駄に5個もあるんだけど、大きいし、コードも無駄にうざい感じです。Ankerはいろいろ種類があって、機種選択が悩ましい模様です。
今回の2機種は前者4ポート・折りたたみ式プラグ、後者が5ポート・電源ケーブル付きという違いがあるのですが、以下の2機種はほとんどスペックが同じです。
噂によると、前者のPowerPort2はLED付きですが、重さ・大きさ・値段は後者の24W 2ポートがいい模様です。ご参考まで。
今回、357教室のUSB充電器は段階設置したので、これが設置されたのは約半分で、残りは直接刺すことができるのにしてほしいと依頼したら、サンワサプライのが設置されました(4ポート、24W、5V、4.8A)。微妙にスペックダウン。
また、これらが設置されてから気がついたのですが、357PC教室は普通にMacBook Proが設置され、MacBook ProのUSBポートあるから、USB充電器無くても足りたかも。様子をみて351aに移すかもしれません。
最近の教室事情(中間ディスプレイ編)
357PC教室は2006年の開学時には、2名掛けの学生机に普通の小型のデスクトップ型PCが2台と液晶の中間ディスプレイが設置されていました。当然、デスクトップ型PCにも液晶ディスプレイが付いていますから、各学生机には3台の液晶ディスプレイが設置され、いわゆるPC演習室っぽい感じでした。PC演習室っぽい感じではあったのですが、逆に通常の授業には3台の液晶ディスプレイが邪魔で、教員から学生の顔がみにくく、また机の上が液晶ディスプレイ等が載っていて、狭く、要するに使いにくい教室でした。
これらの事情による教員の要望から、2012年度の更改の際に、デスクトップ型PCはノート型に変更し、またWindowsもMacOSも動かすことができるMacBook Proを設置しました。MacBook ProはRetina版以降の機種では、防犯のためのケーブルを取り付けることが出来無いので若干苦労しています。2012年度更改版では吸盤でケーブルを取り付けていましたが、下の写真は2015年度に更改したもので、防犯対処も若干改善されています。
このときも、中間ディスプレイは液晶ディスプレイのまま残しました。この液晶の中間ディスプレイは2台のMacBook Proのデュアルディスプレイとしても使うことができたのでいい感じでした。3台だった液晶ディスプレイが1台に減ったので、学生机の上はだいぶすっきりしましたが、だったらこの液晶ディスプレイも何とかしろという意見もあり、今回2015年度の更改ではこれをタブレット(iPad)にしてみました。
プログラムのコード等、細かい字で書かれているときに、簡単に拡大して表示することもできます。
最近の教室事情でした。