講演「構成論的アプローチによる集団行動の分析とロボカップを通じたモデル化」(2018/7/28)
講演「構成論的アプローチによる集団行動の分析とロボカップを通じたモデル化」
7/28土曜の大学院説明会では、本学・専攻・入試要項等の説明に先立ち、当情報アーキテクチャ専攻の渡邉 紀文 助教に「構成論的アプローチによる集団行動の分析とロボカップを通じたモデル化」と題して講演いただきます。
■ 概要
近年の人工知能に関する技術発展により、人を理解し賢く振る舞うことのできるコンピュータシステムが実現されています。今後は更に集団の中での人の理解およびそれに基づいた行動の支援が求められると考えられます。本講演では人間のメカニズムに必要な情報処理機構および、その機構が実現可能なのかを理論的に推論して理解しようとする「構成論的アプローチ」に基づいた集団行動の理解についての研究を紹介します。具体的にはサッカー選手のパスの意思決定時の視線行動を分析し、ボールホルダーの視線の先にいる選手の位置から機械学習の手法を用いてレシーバを推定しました。更にパスが行われる動的な環境におけるモデルの振る舞いを評価するため、RoboCupサッカーシミュレーションを用いて分析しました。これらの研究を基に集団行動における人の理解および、人の意図を推定して自らの行動を変化させるコンピュータシステムの将来についてお話しします。
大学院説明会(7/28)の詳細
■ 日時・場所等
■ 内容
- 講演「構成論的アプローチによる集団行動の分析とロボカップを通じたモデル化」(13:00-)
- 大学、研究科、各専攻、カリキュラム(14:00-)
- 入学試験(H30年10月入学及びH31年4月入学)
- キャンパスツアー
- 質疑応答・個別相談
■ 参加申し込み
参加申し込みは以下URLから御願いします。