InfoTalk#110 「精神医療とICT ― 認知機能リハビリテーションゲームソフト「Jcores」の紹介」(2018/02/16)
InfoTalkは、ICT関連の熱い技術面白い活用等を取り上げ、いろいろと議論したりする場(勉強会&交流会)です。2008年の12月の第1回から第三金曜に定例で開催してきました。第110回は東京警察病院 神経科部長 古川俊一(ふるかわ しゅんいち)氏、株式会社サイバー創研 教育研修事業部主任コンサルタント 月江 伸弘(つきえ のぶひろ)氏にご講演いただきます。
- 日時: 2018/02/16金曜 開場18:30、開始19:00
- 場所: 産業技術大学院大学 品川シーサイドキャンパス(品川区東大井1-10-40)
- 参加費: 無料(懇親会参加希望者は実費1,000円)
題目: 精神医療とICT ― 認知機能リハビリテーションゲームソフト「Jcores」の紹介
講師: 東京警察病院 神経科部長 古川俊一(ふるかわ しゅんいち)氏、株式会社サイバー創研 教育研修事業部主任コンサルタント 月江 伸弘(つきえ のぶひろ)氏
概要: 近年高度化する医療においてICTを活用していくことがトピックとなっており、電子カルテのビッグデータの活用法から遠隔診療、ロボット手術、ロボットスーツによるリハビリテーションまで様々なアイデアがニュースに取り上げられている。心の問題、精神医療においても、うつ病に対してWebを使った認知行動療法の試みが行われている。統合失調症(schizophrenia)は幻聴や妄想で知られ、その有病率は1%と腰のヘルニアと同程度と言われるありふれた精神障害であり、注意力、記憶力等の認知機能障害がその基盤にあることがわかってきた。こうした認知機能障害は日常生活や就学・就労などに大きな障害となっていることが明らかとなり、リハビリテーションの方法として、近年ゲームをトレーニングに応用する試みが海外で行われており、その有用性が発表されている。今回は、我々が開発したリハビリテーション用ソフトウェア「Jcores」の開発経緯と「精神医療とICT」の関わりを述べる。
参加申し込みは以下から御願いします。
InfoTalkは開かれた無料の勉強会です。産業技術大学院大学の関係者以外の御参加も歓迎いたします。是非ご参加下さい。懇親会(希望者のみ)は実費1,000円いただきます。
- InfoTalk Webサイト https://sites.google.com/a/aiit.ac.jp/infotalk/