東品川4丁目C街区(仮称)
東品川4丁目C街区の工事開始
東品川4丁目C街区と聞いても普通はどこかはわかりません。本学の北東の、すこし前までFUT MESSEというフットサルコートと、コインパーキングがあった場所、品川シーサイドの南側隣接地で、東洋製作所の品川本社があった場所、都バス 品93(目黒駅前-大井競馬場前)の本学最寄りのバス停(都立産業技術高専品川キャンパス前)付近です。
すでにフットサルコートもパーキングも取り壊され、建設工事が始まっています。
ここには、長谷工コーポレーション、京浜急行電鉄、大和ハウス工業の開発による地上29階、地下1階、高さ約99m、総戸数820戸の大規模マンション(店舗、保育所付き)ができる模様です。高さは100mにすこし足りません。羽田空港が近く、また新ルートでは、このあたりの高度は200-300mとだいぶ低いので、あまり高い建物は難しいのかもしれません。
さらに余談を書くと、1992年に松下電器産業(現在のパナソニック)が建設し、バンダイナムコ未来研究所の建物も解体され、新しいマンションができる模様です。あの建物、1994年にはグッドデザイン賞を受賞したらしいですが、わずか24年で解体です。新しいマンションは積水ハウスと長谷工コーポレーションの開発による地上19階、地下1階、高さ約65m、総戸数687戸のマンションです。 品川シーサイドのURから本学に学びにきていた学生もいますが、C街区のマンションはもちろん、こちらのマンションからも本学は余裕で徒歩圏です。
品川シーサイドの歴史
折角ですから、日本たばこ工場跡地である品川シーサイドの歴史をまとめました。C街区で、品川シーサイド(東品川4丁目)は完成でしょうか。
- 平成4年 東品川四丁目街づくり研究会発足
- 平成10年 東品川四丁目地区地区計画都市計画決定(約 13.9ha)、 東品川四丁目地区第一種市街地再開発事業都市計画決定(約 9.6ha)
- 平成14年 交通広場整備完了(約 4,100m²)、りんかい線品川シーサイド駅開業、八潮橋エレベーター整備
- 平成15年 品川シーサイド公園開園
- 平成16年 東品川四丁目地区第一種市街地再開発事業完了(共同住宅・業務・商業・ホテル)
- 平成18年 産業技術大学院大学 開学
- 平成22年 品川シーサイド水辺広場開園
- (平成17年以降、運河側D街区の地区計画の変更が行われた)
参考: http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000036800/12dai5syou1-shinagawatiku3.pdf#page=6