環状第6.5号線
環状道路(高速道路)
先週の記事でも首都高速中央環状線(通称: C2、中環)にすこしだけ言及しました。
東京には以下に示す4つの高速道路の環状線があります。
- 首都高速都心環状線(通称: C、環)→ 中央区、港区、千代田区、 中央区(14.8km)
- 首都高速中央環状線(通称: C2、中環)→ 、品川区、目黒区、渋谷区、中野区、新宿区、豊島区、板橋区、北区、足立区、葛飾区、江戸川区(47km)
- 東京外環自動車道、東京外かく環状道路(通称: 外環、外環道、東京外環)→ 大田区、世田谷区、練馬区、埼玉県、千葉県(約85km、現在33.7km開通)
- 首都圏中央連絡自動車道(通称: 圏央道、圏央)→ 八王子市、青梅市、埼玉県、茨城県、神奈川県、千葉県(約300km、現在240.5km開通)
C、C2は全線開通し、圏央道も一部を除き、開通しているが、外環道は東名から南が特に難航している模様です。
環状道路(一般道)
東京の多摩に暮したことがあれば環7、環8という道路は馴染み深いと思います。東京には以下に示す8つの一般道の環状道路があります。
- 環状第1号線(内堀通り)→ 皇居の外周、環状
- 環状第2号線(外堀通り)→ 江東区有明、港区新橋、新宿区四谷、千代田区神田佐久間町、2/3環状+
- 環状第3号線(外苑東通り、言問通り、水戸街道、三ツ目通り、清澄通り)→ 港区海岸、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区辰巳、概ね環状
- 環状第4号線 (外苑西通り、不忍通り、道潅山通り、明治通りの東側、丸八通り)→ 港区から江東区、完成すれば3/4環状であるが、まだ未開通区間多数
- 環状第5号線 (明治通りの西側等)→ 港区南麻布、渋谷区、新宿区、豊島区、北区、荒川区、台東区、墨田区、江東区夢の島、3/4環状
- 環状第6号線 (山手通り)→ 品川区から板橋区、1/3環状
- 環状第7号線 (環7通り)→ 大田区平和島、練馬区、北区、葛飾区、江戸川区臨海町、3/4環状
- 環状第8号線 (環8通り)→ 大田区羽田空港、世田谷区、杉並区、板橋区、北区赤羽、東京の西側だけの1/2環状
環状6.5号線
通称「環状第6.5号線」と呼ばれている道路をご存知でしょうか。以下に、都市計画道路補助第26号線(都道420号線鮫洲大山線)を地図上にプロットしたものを示しますが、本学が存在する品川区東大井一丁目から板橋区氷川町に至る延長約22.4キロメートルの補助第26号は、環状第6号線(山手通り)と環状第7号線(環7)の間に位置するため、「環状第6.5号線」と呼ばれています。
戸越 - 下神明付近の現状
補助第26号線は大学の目の前から始まり、大井町駅前を経て、下神明駅の近くまで完成し、また都立大崎高等学校から先も目黒通りまでは完成していますが、下神明 - 戸越の区間がずいぶん長い間工事中(もしかすると、工事中断中)です。この区間は新幹線、横須賀線(湘南新宿ライン)、東急大井町線、都立大崎高等学校の下に道路を作る必要があります。東急大井町線、都立大崎高等学校のところは概ね工事は終わっている模様ですが、新幹線、横須賀線のところが難工事で、もともとは平成20年ごろの開通だったものが、何度も延期され、以下の悲報(2014/12頃)では平成31年ごろまでかかるとのことでした。
現状の確認にいってきました。すこし暗いのはご容赦を。以下の地図をクリックいただければ、地図上に場所をA-Gでプロットしました。
大井町駅前からの道は、品川区役所へ曲がる交差点のすこし先で、このように閉鎖されて、行き止まりです。A地点。
工事の看板にも、JR横須賀線と東急大井町線とありますが、実際に設置されていた場所違います。
よくみると、平成30年完成に書き直されています。ここは何度も書き直されているので油断はできませんが、すこし朗報です。
すこしJR横須賀線のほうに進んだろころは絶賛工事中です。戸越側の写真。
振り返って、大井町駅側。
JR横須賀線のところの貼り紙。C地点。
すこし覗ける。 大井町駅側。 戸越側。
すこし戸越側に移動。 通行止めの掲示板。D地点。
さらに戸越側に移動。大井町駅側。E地点。 戸越側。
都立大崎高等学校に向かっての写真。左側が工事中の道で、正面の建物が都立大崎高等学校と、東急大井町線。F地点。
東急大井町線を背にして、大井町駅側の写真。舗装済み。G地点。
すこし戻って、戸越側の写真。東急大井町線、都立大崎高等学校の下に道路はもう出来上がっています。F地点。